分子量分布-1
Molecular weight |
コラーゲン・トリペプチド F、M-30共にHPLCにより、従来のコラーゲン・ペプチド(CP)には、ほとんど存在しないトリペプチドのピークが確認されています。両者(F、M-30)を比較するとトリペプチド以外のピークで若干の相違が認められますが、これは各々の由来原料のアミノ酸配列の相違に基づくものであると考えられます。 |
分子量分布-2
Molecular weight |
豚皮由来コラーゲンから製造したコラーゲン・トリペプチド Mシリーズには、トリペプチド含有量が25%以上のM-30に加え、更なる精製によりトリペプチド含有量を高めたM-60、M-90があります。M-60、M-90のトリペプチド含有量はそれぞれ50%以上、85%以上です。
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アミノ酸組成
Amino acid |
品を添加した培養液で、ヒト正常線維芽細胞を培養した結果、コラーゲン産生能が上昇することが明らかになりました。
| アミノ酸 |
CTP F |
魚皮コラーゲン |
CTP M-30 |
豚皮コラーゲン |
| Arg |
68.37 |
66.76 |
50.89 |
50.48 |
| Lys |
27.41 |
26.67 |
27.4 |
27.3 |
| His |
7.44 |
7.69 |
4.68 |
4.48 |
| Phe |
14.27 |
14.75 |
13.37 |
13.12 |
| Tyr |
1.37 |
1.95 |
2.09 |
3.08 |
| Leu |
26.06 |
26.94 |
24.1 |
23.73 |
| Ile |
21.57 |
22.3 |
9.24 |
9.12 |
| Met |
15.8 |
16.33 |
5.73 |
6.19 |
| Val |
24.15 |
24.97 |
23 |
24.44 |
| Ala |
121.71 |
127.2 |
112.88 |
111.88 |
| Gly |
329.74 |
308.43 |
338.85 |
332.7 |
| Pro |
112.62 |
116.43 |
127.02 |
133.97 |
| Glu |
76.91 |
77.86 |
71.51 |
73.25 |
| Ser |
42.62 |
42.91 |
33.07 |
33.53 |
| Thr |
22.76 |
23.53 |
17.18 |
16.95 |
| Asp |
44.28 |
43.95 |
44.08 |
44.47 |
| Trp |
0.68 |
0.1 |
0 |
0 |
| Cys |
0.07 |
0.51 |
0 |
0 |
| Hypro |
42.14 |
50.72 |
94.93 |
91.32 |
| Total |
1000 |
1000 |
1000 |
1000 |
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規格
Specification |
| 原料 |
製品名 |
トリペプチド含量 |
| 魚皮コラーゲン |
コラーゲン・トリペプチド F |
≧25% |
| 豚皮コラーゲン |
コラーゲン・トリペプチド M-30 |
≧25% |
| コラーゲン・トリペプチド M-60 |
≧50% |
| コラーゲン・トリペプチド M-90 |
≧85% |
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N末端
アミノ酸
N-terminal Amino acid |
| コラーゲン・トリペプチド F、M-30共にN末端アミノ酸の9割以上がGlyであることが確認されております。 |
| アミノ酸 |
CTP F |
CTP M-30 |
| Arg |
0.4 |
0 |
| Lys |
0 |
0.6 |
| His |
0 |
0.6 |
| Phe |
0.1 |
0.3 |
| Tyr |
0 |
0.2 |
| Leu |
0.7 |
0.2 |
| Ile |
0.4 |
1.3 |
| Met |
0.3 |
0 |
| Val |
0.8 |
0 |
| Ala |
1 |
1.2 |
| Gly |
95.1 |
93.1 |
| Pro |
0.3 |
0.4 |
| Glu |
0.1 |
0 |
| Ser |
0 |
0.1 |
| Thr |
0 |
0 |
| Asp |
0 |
1.5 |
| Trp |
0 |
0 |
| Cys |
0 |
0 |
| Hypro |
0 |
0 |
| Total |
100 |
100 |
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皮膚浸透性
Skin permeability |
コラーゲン・トリペプチドの主要成分である“Glycine-Proline-Hydroxyproline(Gly-Pro-Hyp)”をトリチウム(3H)で標識し、ラット皮膚に塗布し、8時間後に皮膚を摘出してミクロオートラジオグラフィーを実施しました。その結果、トリチウムで標識された(3H標識Gly-Pro-Hyp)の分布を示す黒い粒子が、角質層(Sc)だけでなく表皮層(e)と真皮層(c)に検出されました。さらに、毛(h)および毛包(hf)にも検出され、Gly-Pro-Hypが真皮を含む皮膚の各層や毛まで浸透することが確認されました。

Microautoradiograms of skin 8hr after single dermal application of 3H-Collagen (Gly-Pro-Hyp) to a non-fasting male rat (dose:0.5mg/body)
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c:corium e:epidermis
hf:hair follicles h:hair
sc:stratum corneum |
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抗原性
Antigenicity |
モルモット抗ゼラチン抗血清を用いたELISA法によって、コラーゲン・トリペプチドの抗原性を他社製豚皮ゼラチンと比較しました。コラーゲン・トリペプチドは「抗原性」(反応原性)が認められないだけでなく、「免疫原性」も認められませんでした(補足2)。
補足1:図の20倍濃度(20,000µg/mL)でも阻害反応は認められない。
補足2:コラーゲン・トリペプチドは、アジュバント(FCA)と一緒に免疫しても抗体産生などを誘導しない。 |
コラーゲン
産生促進
作用
Collagen Production |
5%FCS-EagleMEM培地に0mMあるいは、0.001mM(sub-optimal dose)のアスコルビン酸(ASA)、及び0µg/mLあるいは 3.0µg/mL濃度のコラーゲン・トリペプチド(CTP)を添加した培養液でヒト正常皮膚線維芽細胞を3日間培養した後、それぞれの培養上清を採取し、培養上清中に分泌されたType Iコラーゲンをウサギ抗ヒトType Iコラーゲン抗血清を用いたELISA法によって測定しました。同時にdish中の細胞数をカウントすることにより試料の細胞生存率に及ぼす影響について検討しました。
その結果、a)CTP単独添加によって(無添加のコントロール群に対し)コラーゲン産生能が上昇する、b)0.001mM ASA単独添加によってコラーゲン産生が誘導される、c)CTPはASA添加によって誘導されたコラーゲン産生をさらに増強する、ことが明らかになりました。(この時、ASA、CTPの添加は細胞の増殖には影響を与えませんでした)
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ヒアルロン酸
産生促進 作用
Hyaluronic acid production |
ヒト正常皮膚線維芽細胞を5%FCS-MEMで37℃、5%CO2にて3日間培養し、0.5% FCS-MEMに交換後、10μg/mLのコラーゲン・トリペプチド(CTP)を添加し、更に24時間培養後の培養上清中のヒアルロン酸量をELISA法にて測定しました。比較対照として、精製水およびヒアルロン酸産生促進効果を有することが知られているN-アセチルグルコサミン(N-Ace.Glu.)を最終濃度0.1mMとなるように添加して同様に測定を行いました。
その結果、CTPの添加により、対照として用いた精製水の約1.5倍、陽性対照であるN-Ace.Glu.と比較しても同等以上のヒアルロン酸産生が認められました。 |