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ゼラチンはその生産工程において、脂質・糖質・無機質などが除去された、ほぼ純粋なタンパク質です。他の食品タンパク質が、加熱すれば固まり、その凝固は不可逆的であるのに対して、ゼラチンは加熱−冷却によって、可逆的にゾル−ゲルを繰り返すという際立った特性を持っています。
さらに起泡性、弾力性、保水性、保形性、乳化性、保護コロイド性、光沢性といった優れた性質を数多く有し、古くからさまざまな分野で活用されてきました。しかし、“神秘的”とも称されるゼラチンの可能性はまだまだ未知数であり、最先端科学の領域での新しい役割・活躍が期待されています。
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現在、ゼラチンを含むゲル化剤の応用は、バイオテクノロジーやポストゲノムサイエンス、再生医療など、科学のフロントラインで注視を集めています。東北唯一のゼラチンメーカーとして、常に、高品質ゼラチンを提供し続けてきたゼライスでは、R&Dの拠点として、昭和43(1968)年、東北産業技術開発研究会館内に研究所を開設。産学協同のもと、独自の視点と発想、蓄積された高い技術力で、時代に先駆けた研究開発に挑戦しています。
当研究所における新素材開発への取り組みも、抗原性/アレルゲン性をほぼゼロに近づけた製剤用ゼラチン「フリアラジン(FreAlagin)」や、皮膚浸透性にすぐれた加水分解コラーゲン末「コラーゲン・トリペプチド(Collagen Tripeptide)」といった製品に結実しており、各分野から高い評価をいただいています。今後はさらにバイオテクノロジーへの分野へと進化・深化をはかり、技術と素材の融合によるブレイクスルーにチャレンジしていく所存です。新製品は、試験―検証の飽くなき繰り返しによるデータの所産であり、私たちの努力と創意、チャレンジ精神の結晶でもあります。そしてまた、研究開発の源流となるものは、「人々のために、社会のために」という熱い想い。いつの時代も私たちゼライスの原点です。
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